ソリッドの限界を超越する高感度、“エキサイトRS”を新採用
オトリに負荷をかけにくい柔軟なソリッド穂先を搭載しながら、高い操作性を実現するスペシャル競RSに、さらなる感度とパワーを与える“エキサイトRSソリッド”を新採用。標準装備のRSソリッドとの使い分けで、ソリッドトップの新たな世界を体現する。
そのソリッドトップは、明らかに異質だった。 短めの急テーパー。
軽いテンションを与えると、先だけがキュッと曲がる。
島啓悟が独自の手法で編み出した、“釣るための哲学”がここにある。
平均64%※の感度アップを実現するエキサイトRSソリッド
(※通常タイプのRSソリッド比)
「スペシャル競 RSは、ソリッド穂先専用モデルです。チューブラー穂先搭載モデルに、ソリッドの替穂を入れただけでは成し得ない、操作性の高さを磨いてきた竿です。しかし、その一方で、チューブラーを使い慣れた方には、RSソリッドの曲げ加減がつかみにくいと感じる場合もあるかと思います。今回、替え穂先として付属するエキサイトRSソリッドは、チューブラーとの間を埋める、新タイプのソリッド穂先です」
従来のRSソリッドに比べ先端10cmほどが硬く、テーパーはややスロー。先端部が大きく曲がるRSソリッドに対し、支点が穂持ち側に寄ってへの字に近いカーブを描く。チューブラーよりも遥かにしなやかでありながら操作性が高く、手元に伝わる感度はRSソリッドの平均1.64倍。普段チューブラー穂先を愛用している釣り人にも、違和感なく扱うことができる。
「ゼロテンションの位置までラインを張ったとき、RSソリッドは先端がキュッと曲がる感じですが、エキサイトRSソリッドは曲がる前に手元に重さを感じると思います。でも、重みが乗った位置でも、穂先が張りを吸収してくれるので、オトリに負担をかけずにコントロールすることできます」
RSソリッドとエキサイトRSソリッドの使い分けで、さらに守備範囲が広くなったスペシャル競 RS。ソリッドの真髄を体感できる、新たな専用ロッドの誕生だ。
RS初の30cmアクションズーム搭載『85-82ZD』
RSシリーズにおいて、初めての採用となる30cmアクションズームを搭載したこのモデルは、初期から中期までの中小河川で活躍するショートロッド。基本的な調子を85側で設計しており、状況に応じて縮め82側で使用するのが定番のスタイル。
「ショートのズームロッドとしては小太刀という選択肢もありますが、状況によって50cmズームは釣り方や仕掛けの長さが変わりすぎる場合もあるので、30cmのアクションズームを採用しています。天然遡上河川とか、アユのサイズが20cmくらいまでの数釣り河川などにおすすめです」
■スパイラルXコア
■ナノピッチ
■タフテック∞(インフィニティ)
■回転「超感」トップ
■Gクロスプロテクター
■元上尻栓
標準穂先:RSソリッドタフテック
替穂先1:エキサイトRSソリッドタフテック
全長・・・8.5m
継数・・・8本
仕舞・・・142.5cm
自重・・・217g
先径・・・0.55/1.1mm
元径・・・25.1mm
適合オモリ・・・0〜1/0〜1.5号
適合水中糸・・・ナイロン0.1〜0.6 メタル0.02〜0.2
カーボン含有率・・・99.1%
ズーム:85⇔82