![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]()
さらなる入れ掛かりに導く王道の瀬竿 より強くより柔軟 急流・激流対応の瀬竿をいかにして操作性を高めるか シマノは瀬釣りにそして大鮎に本気だ。 21年にリリースして大好評を得たトリプルフォースに始まり、24年は尺鮎ドリーマーから圧倒的な支持を集めるドラゴンフォースを「シマノ史上最強最長」にフルモデルチェンジ。 そして25年は「王道の瀬竿」であるアドバンフォースが生まれ変わる。 トリプルフォース、ドラゴンフォースと「フォース」の系統を表現するイエローをより激しく力強く採用したデザインは、瀬に挑む屈強なアユ師のマインドを意識した。 比較されがちなトリプルフォースとの違いをいえば、トリプルはトロ場の泳がせでも使える「軽量パワーロッド」という位置づけになる。 一方アドバンフォースは激流の鮎と真っ向勝負したい人に贈る正真正銘の瀬竿であり「剛竿」もしくは「ストロングロッド」と言い換えてもよい。 28cm程度の鮎は力強く抜け、粘り強くまだ“まだ曲げ込める”と思える肉厚設計である。 四代目となる今作では王道の瀬竿らしさはそのままに操作性をいかにプラスしていくかを命題とした。 近年の鮎河川は全国的に大型化が叫ばれている。 それは裏を返せば鮎の数が減少しているからで、釣り返しが効かない、釣果が続きにくいシチュエーションも多くなったと言わざるを得ない。 瀬釣りもオトリを繋げられる竿でなければ楽しめず、パワーロッドであっても繊細さが求められる時代である。 誤解のなきように言えばアドバンフォースのパワーは落としてはいない。 前作同様に急瀬モデル3本のパワーランクはH3.5で荒瀬はH4.0の強度がある。 その中でオトリを泳がせやすく、掛け性能を高めるために変更したのは穂先である。 前作は大きなオモリを使ってオトリをドンと沈めることを重視した張りの強い穂先だったが、今作は繊細な領域にも対応できるしなやかさがある。 ノーマルや背バリ、ワンランク小さなオモリでもオトリが川底によく馴染み泳ぎやすい。 また今作からエキサイトトップを初搭載したことで感度もプラスに振っている。 一方しなやかにすることで失われがちなパワーは、曲がりのバランスを精密にチューニングすることで十分なパワーと強度を保持した。 瀬釣りニーズに合わせた4本のラインナップ 4本のラインナップのうち急瀬の3本はしなやかさを兼備した設計思想。 それぞれの個性をいえば90は全国の瀬で活躍する汎用機。 大きな川で釣ることが大前提の瀬竿において90はいわばテクニカルロッドの85と同じくらいの感覚で使う人が多い。 そして95はパワーと操作と長さを最適化した「バランス型」といえ瀬竿ニーズの中では標準的な長さと言っても過言ではない。 急瀬100はテスター陣に一番人気。 坂本禎、小澤剛、島啓悟は「アドバンフォースの100は1日持っていられる。」と話し、適度な持ち軽さも備える。 そして荒瀬90はドラゴンフォースに匹敵するパワーがある。 人によっては重たいと思われるのも覚悟のうえで尺アユをもブチ抜ける肉厚設計だ。 ドラゴンフォースまでは手が出ない瀬釣りファンも、アドバンフォースで納得のいく大鮎・巨鮎釣りが堪能できる。 ■スパイラルX ■エキサイトトップ ■パラボラチューン ■回転「超感」トップ ■Gクロスプロテクター ■しっとりグリップ H表示・・・H3.5 全長・・・9.5m 継数・・・9本 仕舞・・・142.5cm 自重・・・320 先径・・・2.1mm 元径・・・26.0mm 適合オモリ・・・0〜12号 適合水中糸・・・ナイロン0.3〜1.2 メタル0.08〜0.4 カーボン含有率・・・99.7% |
|
Copyright(C)2013 岡野釣具店.All rights reserved.【掲載記事・写真・イラストなどの無断複写・転載等を禁じます。】
|